2023.08.13

フィットネスサプリメントブランド「VITAS」、完熟感とおいしさを妥協しないプロテイン

フィットネスサプリメントブランド「VITAS(バイタス)」を展開するスリーピースは4月、プロテインを発売した。「格好良くておいしい」というブランドコンセプトを掲げ、妥協せずに味にこだわった商品開発を行ったという。「キウイ味」や「バナナ味」「マンゴー味」は、飲んだときにフルーツの完熟感を感じられるよう、ロットごとに試飲してモニターしているという。

「VITAS DELICIOSU PROTEIN(デリシャス・プロテイン)」は、「キウイ」「マンゴー」など5種類のフレーバーをラインアップしている。4月に発売し、アマゾンを中心に売れ行きは好調だという。

アマゾンのレビューでは、「『プロテインはまずい』という常識を覆す」「寝る前のご褒美にしている」「今までで一番おいしいプロテイン」「マンゴージュースみたい」といった好意的なコメントが多く寄せられているという。

各フレーバーの開発に当たっては、数十回の試作を重ねて商品化しているという。単にプロテインに味を加えるという発想ではなく、開発の際は、原料となるホエイ(牛乳からカゼインを除いたもの)の飲み比べから始めたという。産地や生産時期を厳選し、最もフレーバーの風味を損なわない原料を選んでいる。

同社の高橋達也社長は、大の牛乳嫌い。人一倍牛乳臭さを感じやすいのだという。プロテインの味の開発においては、高橋社長が牛乳臭さを感じずにおいしさを感じられるように開発したとしている。

プロテインのユーザーは10~20代がボリューム層。「ライトな筋トレ好きなスポーツ好き」をターゲットとして設定しているという。ゆくゆくは、運動をしない人にも、おいしさで選んでもらえるようにしたいとしている。


▲キャンペーンも実施

「プロテインは競合が多くレッドオーシャンとなっているが、シェアと認知を広げることにより、『初めて飲むプロテインはVITAS』という選ばれるブランドにしていきたい」(綾修司プロジェクトマネージャー)と話す。

スリーピースでは、プロテインの展開をきっかけに、2026年7月期の売上高として、100億円の達成を目指しているという。





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