品川倉庫 物流スタッフに聞く①
▲劉福奇氏 日本は努力すれば夢を実現できる国
――中国生まれと言うことですが。中国の大連で生まれました。大連は、海辺にある街であるため、海鮮が安くておいしいところが魅力の1つです。
中国にいた頃、自分は先生や学校にとって、「良い学生」ではなかったと思います。やりたいことは多々あったのに、実現できなかった心苦しさを今でも覚えています。
日本は努力すれば夢も実現できる国なので、今も毎日夢を追い続けています。
――あなたが大切していることは?
自分にとって大切なことは、「楽しい仕事」「愛する人」「将来への希望」の三つです。最も好きな言葉は、「日が沈んだら月が昇る。月が沈んだら朝日が昇る」。希望や夢は何よりも大事だと考えています。
――休日の過ごし方や、リフレッシュ方法は?バイクでドライブに出かけたり、釣りをしたりしています。特にバイク関係全般が好きです。
普段から緊張感を持って仕事しているので、休みの日はなるべく仕事を考えないように思い切って遊んでいます。
日本のテレビ番組も観ます。特に、テレ東の【Youは何しに日本へ】という番組が好きです。空港で来日した外国人にインタビューする番組です。みんなそれぞれが夢を持って日本に来ています。番組に出演する一人一人に、来日当時の自分を重ねて、番組を視聴しています。「初心を忘れてはいけない」と、いつも自分に言い聞かせています。
「POIZON」の最先端の物流事業に学ぶ
――POIZONの物流スタッフを志望した理由は?
以前はロボット開発会社に勤めていました。物流現場に使われるロボットだったので、その時から「物流」にとても興味がありました。POIZONは国際物流やサプライチェーン分野において有名で、前々から耳にしていました。POIZONが日本での展開をスタートしたため、入社できれば、「世界最先端の物流事情に精通できる」と考え、すぐに物流・サプライチェーンのポジションに応募しました。運よく縁があって現在の職場で働くことになったので、日々楽しく学んでいます。
――仕事でやりがいを感じる点を教えてください。今の主な仕事は、「イレギュラーオーダー」への対応です。
具体的には、受注後にセラー(「POIZON」への出品企業)から送られてきたパッケージに問題があった場合、「その発注はどう処理するべきか?」「セラーは何に困っているか?」などを把握して、セラーのニーズに合った解決法を提案しています。
セラーとコミュニケーションを取りながら、問題を解決する中で、「人の役に立てていること」に喜びを感じています。日々どのような問題が発生するかは分かりませんが、想定外のトラブルをしっかり解決できた時には、大きな達成感があります。
チームメンバーが楽しい人なので、アットホームな職場の雰囲気もとても好きです。