2023.08.04

「楽天市場 2023年下期戦略共有会」、来春のクーポン有料化を発表 「急がない便」提供も検討


「急がない便」提供を検討


「物流の進化」についても実績や最新の取り組み、今後の展望を説明した。2024年問題など物流の課題に対応した機能もリリースしている。

2023年6月には、最短お届け可能日の表示を開始している。8月3日には、ユーザー自身がお届けの日付を選ぶ仕様に変更した。

遅いお届け日を指定した顧客にポイントを付与する「急がない便(仮称)」を2024年以降に提供する計画もある。現在はまだ検討段階だというが、提供に向けてテストや店舗へのヒアリングを進める見通しだ。

「配送品質向上制度」は2024年6月に開始する予定だ。店舗の声を聞き、認定基準については精査を続けている。現在の認定基準は以下の通り。


【店舗基準】
・納期遵守率が96%以上
・6日内のお届け件数比率が80%以上
・出荷件数が月100件以上
・共通の送料込みラインの導入

【商品基準】
・いつでも出荷可能
・午前の注文は翌日、午後の注文は翌々日に配達可能
・日付け指定可能


店舗基準と商品基準を満たす商品に「配送認定ラベル」を付与する。

戦略共有会では、他にもAI・データ活用の可能性や店舗サポートのさらなる強化についても紹介した。





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