ヤフー、安全な取引環境を整備 ポケモンと相互協力の覚書締結

ヤフーは7月20日、CtoCプラットフォームにおいてトレーディングカードを安心・安全に取り引きできる環境を整えるため、ポケモンと相互協力の覚書を締結したと発表した。両社間で商品情報などを共有し、転売や利用規約に違反した出品者に対して、厳格に対処する。
　
両社の主な連携内容は、ポケモンがヤフーに対して、①新商品の発売情報、商品情報などの情報を提供 ②「ヤフオク！」および「PayPay（ペイペイ）フリマ」の利用規約などに違反する出品について通報する――などに対応する。
　
ヤフーはポケモンに対して、①ポケモンからの情報提供に基づき、「ヤフオク！」「PayPayフリマ」のサイトなどにおいて利用規約などの順守を注意喚起する ②利用規約などに違反する出品の削除対応をすること――という。
　
商品の現物が手元にない状態での出品、権利侵害品の出品、内容が不明瞭な複数枚のトレーディングカードの出品などが利用規約違反になる。
　
社会的な影響を調査し、「ヤフオク！」「PayPayフリマ」において発売日前の商品の出品を禁止することを検討している。