2023.08.01

BtoB-ECカートシステム「楽楽B2B」、インボイス制度に対応 請求書の仕様変更の手間削減

ネットショップ支援室は7月27日、BtoB-ECカートシステム「楽楽B2B」において、「インボイス制度」に対応した。適格請求書(インボイス)の交付を可能にし、請求書の仕様変更の手間をなくすことで、事業者の負担軽減を支援する。

ネットショップ支援室の提供する「楽楽B2B」は、法人向けのBtoB-ECカートシステム。FAXや電話での注文をWebに切り替えることで企業間取引の無駄をなくすとともに、ECによる売上向上をサポートする。



このほど、2023年10月1日に開始する「インボイス制度」に対応を図った。「インボイス制度」は、複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の仕組みで、正式名称は「適格請求書等保存方式」。

インボイス制度が導入されると、売り手は一定の要件を満たした適格請求書を買い手に発行し、双方が適格請求書を保存することで、消費税の仕入税額控除が適用されるようになる。

今回の対応により、「楽楽B2B」のユーザーは、適格請求書(インボイス)の交付が可能になり、請求書の仕様を変更する負担が軽減される。さらに、税率の計算のデジタル化により手作業による複雑な税率計算のミスと工数の削減。CSVでのデータ出力も可能で、基幹システムへの連携作業の工数を削減などの効果もある。

マネーフォワード ケッサイやNP掛け払いなど、請求書保存や適格返還請求書の発行が可能なシステムと連携でき、請求後の対応も効率化できるほか、デジタル化した適格請求書のダウンロードが可能で受領側の負担を軽減することも可能だ。





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