カテノイドは7月26日、EC事業者向けショート動画プラットフォーム「Charlla」の提供を開始した。ECサイトへの手軽なショート動画導入が可能にし、購入率アップを支援する。1カ月間利用できるトライアルアカウントの無料提供キャンペーンも実施する。
カテノイドが提供を開始した「Charlla」は、ECサイトでショート動画を簡単に活用できるショート動画プラットフォームサービス。 EC事業者は動画ならではの特性を活かして商品の特徴を躍動的に伝えることができ、消費者の注目度が向上し、購買を促進につなげることが可能だ。
「Charlla」は、プレイヤーとコンソールで構成されており、プレイヤーは「ディスプレイヤー（Displayer）」と「ショッププレイヤー（Shopplayer）」の2種類を提供。「ディスプレイヤー」は、ECサイト内に簡単に適用でき、商品ページのレイアウトに最適化された再生プレイヤーを提供する。このプレイヤーは、GIFイメージよりも低容量で高画質の映像を表示でき、ECサイトの訪問者はより高速なページローディング速度を享受できる。
もう一方の「ショッププレイヤー」は、商品の購買バナーを設定可能なプレイヤーとなる。動画コンテンツと商品販売の連携だけでなく、共有機能や評価機能を備え、マーケティングツールとして幅広く活用することができる。
「Charlla」の管理コンソールは、非エンジニアでも簡単に扱うことができるという特徴も備える。ライブラリに動画ファイルをアップロードし、希望するプレイヤータブを選択、数回のクリックだけで動画のリンクを生成できる。
例えば「ショッププレーヤー」の場合、コンソール上で商品情報を入力するとプレイヤーに商品ページへリンクするバナーが表示される。 動画別ロード数、商品ページ遷移率、インタラクション数などの統計データを画面上で確認でき、人気コンテンツの抽出やマーケティング効果分析も可能だ。
カテノイドは、オンラインビデオプラットフォームサービス「Kollus」、および「メガDOGA」を提供。動画配信に関するさまざまなサービスを展開する企業として、OVPサービスの価値向上をビジョンとしている。
日々進化し続けるデジタルメディアの世界において、ショート動画が市場で熱い注目を集めており、短時間で情報を効率的に伝えることができ、視聴者の関心を引きつけるという点で、ショート動画は他のコンテンツ形式に比べて圧倒的な優位性を持っていることが明確となっているとし、「Charlla」の提供に至ったとしている。
「Charlla」のリリースを記念し、「Charllaトライアルアカウント」を無料で提供するキャンペーンを2023年8月31日まで実施する。同トライアルアカウントは、最大60秒のショート動画を200本まで登録でき、全ての機能を1カ月間利用できる。
カテノイドは、オンライン事業者のさらなる事業発展の一助となるべく、良質な動画サービスの提供に一層努めていく考えを示した。
