2023.05.17

GMOメイクショップ、「IT導入補助金」申請支援強化のコンソーシアム組成 50社以上のパートナーが参画

GMOインターネットグループのGMOメイクショップはこのほど、パートナー企業との協力により「IT導入補助金」の申請支援体制を強化し、ECサイト構築における事業者の費用負担を軽減するため、コンソーシアムを組成した。コンソーシアムを組成することで、単独ではIT導入支援事業者の要件を満たせない法人や個人事業主でも自社のITツールを補助対象に登録することができ、「makeshop byGMO」をはじめとしたGMOメイクショップのサービスを代理販売するパートナー企業は、コンソーシアムの構成員として「IT導入補助金」を活用したECサイト構築プランをクライアントに提案することが可能となる。

GMOメイクショップは、「Commerce for a better future./商取引でより良い未来に」をミッションに掲げ、プラットフォーム事業とシステムインテグレーション事業を展開している。このほど、中小企業や小規模事業者がITツールを導入する際に活用可能「IT導入補助金」の更なる申請支援強化を目指しコンソーシアムを組成した。

「IT導入補助金」は、中小企業や小規模事業者が自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する際の経費の一部を補助するため、経済産業省によって2017年に開始された。GMOメイクショップは、開始当初の2017年よりIT導入支援事業者として登録し、EC事業者による「IT導入補助金」の申請を数多く支援してきた。その補助金額合計は1億5千万円以上、2022年度の採択件数は前年比429%、採択率は91%となり、デジタル化基盤導入枠全体の採択率82.6%を大きく上回っている。

特にコロナ禍では、「IT導入補助金」の申請希望が増加おり、2020年の申請希望数はコロナ禍以前の2019年と比較し527%と急増。以降も相談件数は増加を続けている。

こうした状況を受けGMOメイクショップは、IT導入支援事業者としてより申請支援体制を強化するため、GMOメイクショップのサービスを代理販売するパートナー企業を構成員としたコンソーシアムの組成に至ったとしている。

これにより単独ではIT導入支援事業者の要件を満たせない法人や個人事業主でも、自社のITツールを補助対象に登録することができる。Web制作会社やシステム会社、コンサルティング会社など、GMOメイクショップのサービスを代理販売するパートナー企業は、コンソーシアムの構成員になることで、ECサイトの新規開設やリニューアルを検討するクライアントに対して、最大補助額350万円の「IT導入補助金」を活用したECサイト構築プランを提案することが可能になる。



本コンソーシアムは、「IT導入補助金」の開始当初からIT導入支援事業者として活動してきたGMOメイクショップが幹事社となり、作成したガイドラインやセミナー動画などを公開し、パートナー企業のコンソーシアム参画や「IT導入補助金」の申請にかかわる活動を支援する。クライアントのマイページ招待といった申請作業や、交付後にも数年単位で必要となる効果報告などの作業は幹事社であるGMOメイクショップが対応するため、構成員となるパートナー企業はクライアントのサポートや営業活動に専念することが可能だ。

GMOメイクショップは、2023年5月16日時点ですでに50社以上のパートナー企業と構成員の協定書を締結しており、今後も構成員の募集を行い、申請支援体制をさらに強化していくとしている。構成員への登録や問い合わせは、専用のフォームにて受け付けている。




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