2023.05.17

「ネクストエンジン」、6月から料金改定 「基本料金」値下げも「従量課金」は値上げ

NE(エヌイー)は6月1日、クラウド(SaaS)型 EC Attractions「ネクストエンジン」において、料金プランを改定する。従来1万円だった基本料金を3000円にし、中小企業や個人事業者、新規参入事業者の導入しやすさ向上を図った。

NEの提供する「ネクストエンジン」は、受注・発注・仕入・在庫~分析等、ネットショップに必要な機能を集約したクラウド(SaaS)型 EC Attractions。

6月1日に料金プランを改定する。旧料金プランでは、1万円(税込)だった基本料金が3000円になる。一方で、受注1件あたりの料金は、旧プランが401~1000件/月(25円/1件)からだったのに対し、新プランでは201~400件/月(35円/1件)からとなる。



新料金プラン対象は、6月1日以降に本契約を申し込んだ企業が対象になり、新料金プランの金額が適用される。なお、既存の顧客については、2023年11月1日からの利用分より新料金プランを適用する。

「ネクストエンジン」は、中期経営計画にて小規模事業者向けにサービスを拡張・強化することを発表している。一方で、近年、外部環境の変化により、小規模事業者や新規参入事業者の多くは事業の縮小や撤退を余儀なくされている。

こうした状況を受け、継続的な成長を実現するために、小規模事業者や新規参入事業者向けに導入しやすいサービスを提供する必要があると考え、自動化機能の強化と料金プランの改定に至ったとしている。これらの取り組みを通じて、小規模事業者や新規参入事業者のサポートの強化に取り組み、EC市場の成長を支援する。

さらに「ネクストエンジン」は、受注処理の自動化、商品管理の強化を加速し、導入によるコストパフォーマンスをより一層体験できるよう複数の新機能のリリースを計画。



「ネクストエンジンによる受注処理の自動化率を可視化する「自動化率の表示」と、発送先によって設定された拠点を自動で選択できる「拠点自動判定」を2023年夏頃、複数商品購入時に拠点自動判定により判定された拠点別に自動で受注伝票を分割できる「受注自動分割」を2023年秋頃、画像の一括管理やアップロードが可能になる「商品画像管理」を2023年内にリリースするとしえいる。

NEは、今回の料金プラン改定を機に、これまで一元管理システム導入をためらっていた企業にもシステム導入による業務の合理化や効率化をいち早く実感してもらい、EC事業の拡大やビジネスの発展に貢献したいとの考えを示した。自社のパーパスである「コマースに熱狂を。」の実現に向けて、今後もEC事業者の成長を全力でサポートするとしている。




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