EC・D2C支援のいつもは5月18日、トレンダーズが運営する美容メディア「MimiTV」と共同で商品企画・開発したメイクブラシブランド「mimish（ミミッシュ）」のオンライン販売を開始する。自社の強みであるEC・D2Cマーケティング・販売ノウハウに加え、売れる商品企画・開発・製造も積極的に行っていく考えを示した。
いつもは、「日本の未来をECでつくる」をミッションに掲げ、日本の中小から大手にいたるまで幅広いメーカーへのEC事業の総合支援、EC・D2CブランドのM＆A・成長支援を主事業している。このほど新事業として、D2Cブランドメーカー領域に参入した。
第1弾として、SNS総フォロワー560万人超の美容メディア「MimiTV」との共同開発プロジェクトを開始。座談会やSNSを通じて、美容に関心の高い美容オタクの人たちに企画段階から参画してもらい、消費者が本当に欲しいニーズや願望を理解したメイクブラシブランド「mimish」を立ち上げた。美容トレンドとSNSマーケティングの分析を得意とする「MimiTV」が持つ独自のターゲットメソッドを活用した新しいモノづくりを展開し、5月18日よりオンライン販売を開始する。
「mimish」では、評判形成に関わる上位16％のユーザーを指す「美容オタク」の「思い描いたメイクができない」という多くの声を参考に商品開発を開始。“悩みを生かして思い通りに仕込めるメイクブラシ”をコンセプトとして、ブランドロゴやパッケージデザイン、理想的なブラシの形状や種類・本数にいたるまで、ユーザーからの意見をもとに試作を繰り返し完成した「mimishメイクブラシセット」は6600円（税込）。「mimish」の公式サイトにて販売する。
今回のプロジェクトは、560万人超のユーザーを保有する「MimiTV」と、その中でも特に美容に詳しい19～40歳の美容オタクの意見、そしていつもが得意とする「ECで売る力」の3者の強みにより実現した。
いつもは、今後もメディアやインフルエンサー等と協業しながら、ブランド開発を予定している。また、メーカー事業を通じて企画・製造から販売までの流れの理解を深め、自ら売る仕組みを構築することで、メーカー企業のマーケティング支援につなげていくとしている。
