2023.04.19

ヤマト運輸、一部エリアで配送1日遅く ECモールのスピード配送に影響か

ヤマト運輸は4月17日、一部区間における宅急便などの「お届け日数」と「指定時間帯」を6月1日から変更すると発表した。

対象サービスは、宅急便、宅急便コンパクト、EAZY、ネコポス、JITBOXチャーター便。6月1日発送分から一部エリアにおいて、お届け予定日を翌日から翌々日にする。指定時間帯も翌日の「14時以降のみ」から、翌々日の「午前中より全時間帯(5区分)」で指定可能にする。

対象区間の詳細は以下の通り。



宅配最大手のヤマト運輸の配送時間の変更は、ECモールやECサイトのスピード配送サービスに影響を与える。

例えば、「楽天市場」が提供する「あす楽」は、正午までの注文に対して翌日配達できる商品やエリアを設定する。ヤマト運輸に配送を委託している出店者は6月1日以降、一部の配送エリアについて設定の変更が必要になる。

ヤマト運輸以外の宅配会社も今後、配送時間を変更する可能性がある。EC事業者は宅配会社のサービス変更を注視していく必要がありそうだ。








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