2023.04.14

イオンネクスト、新ECサービス「Green Beans」開始 都内近郊に食品・生活雑貨を最短翌日配送

自社トラックで配送

イオングループのイオンネクストは今夏をめどに、ECサービスの新ブランド「Green Beans(グリーンビーンズ)」を開始する。まずは東京・神奈川・千葉の一部で最短で翌日配送を行い、順次エリアを拡大させる。提携する英国・オカド社が建設したAIとロボティクス機能を導入したフルフィルメントセンターを稼働させる。

4月4日に都内で開催した記者発表会で発表した。

「Green Beans」は、東京23区など都心部に住む若いファミリー層をターゲットとする。まとめ買い利用を主軸とし、過去の購入履歴をAIが判断して購入しそうな商品をレコメンドし、自動でカートに入れる「スマートカート」を実装した。レシピ機能も充実させ、必要な食材を購入できるようにする。


▲「Green Beans」のサイトイメージ

注文はスマホアプリのほか、カスタマーサポートセンターで午前6時30分から午後11時30分まで電話受付も行う。配送時間は無休で午前7時から午後11時まで1時間単位に設定できる。2週間先まで指定できるほか、配送直前に配送予測時間をメールで通知して利便性を高める。

約2000品目の冷凍食品やミールキット、海外のヴィーガン向け食品、医薬品、ベビー用品などの生活雑貨も含めて、初年度で店頭の2倍となる最大5万品目の品そろえを目指す。1週間の鮮度保証された生鮮野菜「1週間鮮度保証(鮮度+)」を新たに開発、販売して付加価値を高める。

配送についてはグループ会社で物流を担う「イオンネクストデリバリー」を新設した。冷蔵・冷凍の専用トラックを用意。専任スタッフ(デリバリークルー)は独自の研修制度を通じ、接客レベルを高める。


▲バラット・ルパーニ社長

イオンネクストのバラット・ルパーニ社長は、「今回のサービスを通じて、日本の未来を担う若い世代をサポートできるようにしたい。5万SKUを用意した。今回のプラットフォームの構築により、お客さまに、楽しく特別な買い物体験をしてもらいたい」と話した。






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