2023.03.31

【2023年版】健康食品通販売上高ランキングTOP111を発表 ウェブ会員限定でTOP50公開


【EC】ダイエット訴求が人気


オンライン主体の健康食品通販企業では、ダイエット訴求の機能性表示食品がヒットを続けているケースが複数あるようだ。

ビタブリッドジャパンでは、2019年に発売した、ダイエット訴求の機能性表示食品「ターミナリアファースト」が好調に推移しているという。

同社では健康食品の売上比率を明らかにしていないが、本紙では7割程度を占めるとみている。

23位のニコリオでは、腸「内環境改善、体重・脂肪の減少」の機能性を表示する「ラクビプレミアム」を2022年に発売したところ、4カ月で20万袋を販売するヒット商品となっている。

健康食品EC市場では、プロテインも好調だ。34位のレバレッジは、発売から2年で100万袋を販売したとしている。

エクスプロージョンも、アマゾンで販売事業者アワードを受賞するなど、ECモールを中心に売り上げを伸ばしている。前出のトリコも同様だ。






【調査方法】
▽「健康食品通販売上高ランキング」は、全国の通販企業を対象に調査を実施した。2023年3月に、調査票を送付し回収。取材データなどから算出した売上高も加え、独自にランキングを作成した。
▽調査対象は、2022年1~12月の間に決算期を迎えた売上高実績。健康食品だけを取り扱う専業企業は全社売上高を、他の商品ジャンルも取り扱う兼業企業は健康食品部門の売上高を掲載した。一部の兼業企業は健康食品以外の商材の売上高を含む場合もある。
▽健康食品の対象範囲は、企業ごとに定義が異なる場合がある。
▽通販企業を対象にしているが、通販チャネル以外の「直営店」「卸売販売」「原料販売」などの売り上げを含む企業もある。

【表の見方】
▽売上高が非公開の場合は、周辺取材や決算公告などをもとに推定した数字を用いた。
▽売上高は100万円単位で掲載、100万円未満は切り捨てた。増減率は小数点第2位を四捨五入した。
▽「健食売上構成比」とは、通販全体の売上高に占める健康食品売上高の割合。主力商品は、売れ筋商品のアンケート結果や本紙取材をもとに、独自に選出した。
 ※は推定。◎を付けた企業の注記は以下の通り。
▽世田谷自然食品=化粧品、食品を含む売上高
▽ユーグレナ=2022年12月期におけるユーグレナ、エポラ、MEJの健康食品の売上高を推定。
▽レバレッジ=2021年に決算期を10月期に変更した。前期は2021年4月―2021年10月の7カ月間の変則決算。
▽アクシージア=中国EC、化粧品の売り上げ含む売上高。

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