2023.03.02

アドブレイブ、EC特化型CRMプラットフォーム「アクションリンク」 をファブリカコミュニケーションズに事業譲渡

アドブレイブは3月1日、開発・運営するEC特化型CRMプラットフォーム「アクションリンク」に関する事業をファブリカコミュニケーションズに譲渡したと発表した。「アクションリンク」の更なる価値向上と発展を目指しての譲渡となる。

「アクションリンク」は、データによって顧客像を把握し、顧客1人ひとりにあわせたメッセージ配信を自動化できる顧客中心CRMプラットフォーム。散在するデータを顧客軸で統合することにより、「顧客像の把握」「施策実行」「結果検証」まで、LTVを最大化するためのPDCAを迅速に推進。盤石な顧客基盤の構築によって継続的な事業成長の実現をサポートする。

アドブレイブでは、2019年にアクションリンク社より「アクションリンク」を譲受し、サービスを提供してきた。通販特化の広告代理店として培ってきた知見をもとに、「アクションリンク」事業拡大を目指してきたが、「アクションリンク」の更なる価値向上と発展を目指し、ファブリカコミュニケーションズへの事業譲渡を決定した。

ファブリカコミュニケーションズは、「テクノロジーで社会の課題を解決する」というミッションのもと、世の中にある様々な問題や課題を新しい発想と最新のテクノロジーで解決し、人々の暮らしがより安全に、より豊かになり、未来への希望に満ちた社会を実現することを目指している。アドブレイブは、ファブリカコミュニケーションズへの事業譲渡により、「アクションリンク」サービスの拡大と顧客体験(CX)向上が可能となり、さらなる顧客満足度の向上と取引の拡大が実現すると見込んでいるとした。


▲アドブレイブのプロダクト責任者 中村隆嗣氏

今回の事業譲渡にあたり、アドブレイブのプロダクト責任者 中村隆嗣氏は、「『全てのEコマースにCRMを!』をスローガンとして、マーケターの生産性最大化を目的に開発をした『アクションリンク』ですが、おかげさまで沢山のEC事業者様に成果を実感いただき、ご利用を継続いただいています。今後さらなる新規ご利用者の獲得だけでなく、既存のご利用者にはさらにご満足いただけるプロダクトに創り上げ、EC業界におけるCRMツールのスタンダードを目指すべく、SMS配信での国内法人向けのシェアNo.1を持ちSaaSビジネスでも強みを持つファブリカコミュニケーションズ様をパートナーとして選ばせていただき、今回の事業譲渡となりました。今後も継続的な成長が期待されるEC業界において、EC事業者様が自社のファンを増やし、強固な顧客基盤を築き上げ、自社のビジネスを拡大させていくために無くてはならない存在を目指し、引き続き努力してまいりますので、何卒みなさまのご支援をよろしくお願いいたします」と述べた。


▲ファブリカコミュニケーションズ 取締役副社長 近藤智司氏

ファブリカコミュニケーションズ 取締役副社長兼インターネットサービス事業本部長の近藤智司氏は、「『テクノロジーで社会の課題を解決する』をミッションと掲げている当社は、BtoBのSaaS型ビジネスを強化し、企業のデジタル化を推進させていくために、新たなサービスの立ち上げを模索しておりました。成長著しいEC業界で、今後も注目されるであろうCRMツールである『アクションリンク』は、業界に残る本質的な課題を解決できる非常に良いツールで、今後伸びる可能性が高いとともに、社会的に意義のある事業であると感じています。もともと当社はSaaSビジネスを手がけており、国内法人向けのシェアNo.1のSMS事業とのシナジーも見込めるため、この度『アクションリンク』の事業譲受を決断いたしました。ファブリカコミュニケーションズは、『アクションリンク』というCRMツールを通して、EC事業者様に貢献したいと考えております」とコメントした。






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