2023.02.18

SUPER STUDIO、「ecforce」の決済手段にApple Pay追加 カートで「継続課金」対応は初めて

ECプラットフォーム「ecforce(イーシー・フォース)」を提供するSUPER STUDIOと、決済サービスを提供するSBペイメントサービスは3月1日、「ecforce」において、新たな決済手段として「Apple Pay」の提供を開始する。「Apple Pay」は定期購入に最適な継続課金に対応しており、SaaS型ECプラットフォームで「Apple Pay」の継続課金の利用が可能になるのは今回が初の試みとなる。

SUPER STUDIOの提供する「ecforce」は、マーケティングからサプライチェーンまで、コト、モノに関わる全ての人々の顧客体験を最大化するECプラットフォーム。スタートアップ企業からエンタープライズ企業まで幅広い企業に導入されている。

一方、ソフトバンクの子会社であるSBペイメントサービスは、決済代行会社として事業者向けにオンラインショップで利用できる40種類以上のブランドの決済手段を提供。Visa、Mastercard、UnionPay(銀聯)の国際的なクレジットカードブランドのライセンスを保有しており、決済代行にとどまらず、アクワイアラの立場として加盟店審査や管理業務、決済サービス・不正検知サービスの提供までワンストップで行っている。

SUPER STUDIOとSBペイメントサービスはこれまで、「ecforce」を導入するEC/D2Cメーカーに向けてSBペイメントサービスのオンライン決済サービスを連携し、複数の決済手段を提供してきた。3月1日には、新たな決済手段として「Apple Pay」の提供を開始する。これにより「ecforce」を利用する事業者は、決済手段として「Apple Pay」の導入が可能になる。



「Apple Pay」は継続課金に対応しており、生体認証により支払い情報を入力することなく決済が完了するため、ユーザーの「カゴ落ち」を防止し、購入率や継続率の向上に貢献する。

EC/D2C事業において定期購入のビジネスを展開するメーカーは、これまでクレジットカードや後払いなどの決済手段を拡充してきたが、ユーザーが初回購入時にクレジットカード情報を登録する際に起こりがちな「カゴ落ち」の懸念や、後払い決済の未払いによる与信落ちの増加、クレジットカードの有効期限切れで支払い不可となり定期購入の継続率が低下するなど、さまざまな課題があった。

SUPER STUDIOでは、こうした状況や決済手段の拡充を図るEC事業者からの要望を受け、「ecforce」におけるEC/D2Cメーカーの決済手段として、Apple Payの提供に至ったとしている。

「Apple Pay」の決済手段の提供開始を記念し、3月1日~4月30日の期間に「ecforce」で「Apple Pay」を決済手段として申し込んだEC/D2Cメーカーを対象に、「Apple Pay」の月額費用が永年無料(1500円)が永年無料となるキャンペーンを実施する。




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