2023.02.17

STORES、「Googleで集客」機能を提供 商品データをGoogleマーチャントセンターに連携

STORESは2月17日、ネットショップ開設サービス「STORES(ストアーズ)」において、ネットショップへの集客を支援する「Googleで集客」機能の提供を開始した。これにより「STORES」を利用するEC事業者は、「Google Merchant Center」による自動商品連携と、「無料リスティング」への掲載が可能になる。「STORES」で販売する商品のGoogleの各種サービス掲載をサポートし、露出の強化や売上拡大を支援する。

STORESの運営する「STORES」は、ショップのこだわりを表現する高いデザイン性と、はじめてでも分かりやすい操作性、販売スタイルに合わせたシンプルな料金プランを備え、本格的なネットショップが誰でもかんたんに作成できるサービス。このほど、手持ちのGoogleアカウントを「STORES」と連携し、Googleの「無料リスティング」への容易な商品掲載を可能にする「Googleで集客」機能の提供を開始した。

Googleの提供する「無料リスティング」は、Google検索、ショッピングタグ、Google画像検索など、Googleの各種サービスに販売している商品を無料で掲載できる機能。「STORES」を利用する事業者は、「Googleで集客」機能を使い自身のGoogleアカウントと「STORES」を連携することで、「無料リスティング」の利用に必要な「Google Merchant Center」アカウントをボタンひとつで自動作成可能。「STORES」に登録されている商品情報をGoogleに毎日自動で連携できる。販売する商品がGoogleの各種サービスに掲載されることで、露出の強化や売り上げ拡大が期待できる。

オンラインでの購買体験が定着しつつある今、事業者にとって「ネットショップへの集客」の重要性がますます高まっている。自らのネットショップへの集客を増やし、売上向上に繋げるためには、手軽に始められるSNSでの発信のほか、広告を含めた外部サービスの活用も有効であるとし、「STORES」利用事業者の集客支援を強化するため、「Googleで集客」の提供に至ったとしている。

「Google で集客」では、今後も「Googleマップへの露出を強化」や、「STORES管理画面からの広告出稿」など、オムニチャネルへの対応を支援する追加機能を提供する予定としている。

さらにSTORESは、中小店向けのオムニチャネルサービスの開発を加速させるため、Googleからの資金調達を実施したと発表した。消費者がオンライン・実店舗の両方をシームレスに利用できること、中小事業者ができるだけ簡単に顧客との接点を広げられること、こだわりの商品やサービスが本当に必要としている人・欲しい人に届くようにすることを目標に掲げ、中小事業者と消費者との接点を強化していく予定としている。

STORESは、今後も各サービスを通じて、実店舗・ネットショップの運営課題を解決し、OMO/オムニチャネル型店舗運営に取り組む中小事業者を支援していく考えを示した。




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