2022.11.17

オイシックス・ラ・大地、BtoB事業を拡大 対保育園は売上100億円へ

保育園事業の現状

オイシックス・ラ・大地は、BtoB市場の事業展開強化に乗り出す。従来の保育園向けに加え、高齢者施設や、業務提携するシダックスと組んで学校や病院などの給食市場にも事業領域を広げる。保育園向けは5年以内までに売上高100億円を計画する。
 
保育園、高齢者施設、病院、学校などの給食市場は4.5兆円とされている。人材不足に伴う過重労働への対策のほか、価格競争により収益性を上げにくい環境にあり、社会課題の解決につなげたい考え。
 
シダックスとは、完全調理済み食品や業務用ミールキットを開発するほか、フードロス削減やヴィーガンメニューなど、サステナブル領域の付加価値の高い給食用メニューの開発を進める。食材の共同配送・調達を進めるほか、健康に配慮した継続的に利用できるメニューも開発する。23年1月末をめどに協議案を取りまとめていく考えだ。



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