2022.11.17

【注目の骨密度ケアサプリ】美容家に聞く!肌のたるみも防ぐ「骨ヤセ」ケア習慣とは


【雪印メグミルク「毎日骨ケア MBP」】

「骨密度高める」トクホ、50代顧客も増加中


食品メーカーの雪印メグミルクは、骨密度を高める働きのある機能性素材「MBP」を配合した、ドリンクタイプの特定保健用食品(トクホ)「毎日骨ケアMBP」を、通販で展開している。従来は60代以上の女性が顧客の中心だったが、コロナ禍をきっかけに、40~50代の顧客がウェブ経由で購入するケースも増加しているという。同商品の定期購入の継続率は「1年後も継続している顧客の割合が多いことから、かなり高い」(機能性食品事業部)としている。




「骨折」「寝たきり」の不安感にリーチ


トクホの関与成分である「MBP」は、骨の新陳代謝を促進する二つの細胞に作用する。骨を壊す「破骨細胞」の働きを調整し、骨を作る「骨芽細胞」を助ける。カルシウムを骨に定着させる機能があるとしている。

トクホで唯一、「骨密度を高める」ことが表示できる製品だという。

50代を境に、男性も女性も骨密度(骨量)が低下するといわれている。同社には顧客から、「骨密度が低下した結果、骨折し、寝たきりになってしまうことが不安」といった声が多く寄せられているという。

一般的に、寝たきりになると活動量が減少し、認知症などのきっかけになるとも言われている。

同社の顧客のボリュームゾーンは、「骨密度の低下」を実感する60代以上の女性だ。新規顧客の約70%弱が、インフォマーシャルなど、オフライン経由で申し込んでいるとしている。




ニーズの若年化に対応


同社によると、コロナ以降、ウェブ経由の新規顧客数が増加しているという。コロナ禍で、インターネットの情報に触れる機会が増えたことから、40~50代の顧客も増えつつあるという。コロナ直後の2020年は、新規顧客の獲得が順調だったとしている。

同社では今後、シニア層の人口ボリュームが増えるにつれて、「骨密度ケア」に対するニーズがさらに高まっていくとみている。同社では、シニアになってからではなく、「若いうちから『骨密度ケア』を意識することが必要である」という情報を積極的に発信している。

これまで接点がなかった顧客に対しても、「骨密度ケア」の情報をリーチさせる取り組みを行っている。22年には、同社として初めて、「楽天市場」に公式ショップを出店した。同モールでは、これまでよりも若い購買層にリーチできているという。

「老化のケアとして、筋肉トレーニングとプロテインが一般的になっている。ただ、土台となる骨のケアも、シニアになる前から行っていくことが重要だ」(守屋彰機能性食品事業部長)と話している。

RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事