――ECCの提案に乗ったのはなぜですか?私もECCの提案することが、100%正解とは思いません。ただ、やってみないと分からないと思っています。提案してもらったことを、「お金がかかるから」「そんなうまいこといかないだろう」などと言っていても、やったことがないことは、うまくいくかどうか判断することはできません。とりあえずやってみて、自分たちに合わないことはやらないようにするという形でトライ&エラーを続けていきました。
初めて「楽天SOY」を受賞したとき、一緒に計画を作ったECCは担当ではなくなっていましたが、受賞の連絡はそのECCからいただきました。楽天の粋な計らいだと思います。その連絡が本当にうれしかったことを覚えています。
流通が伸びていく中で物流がパンクしたり、売れても利益が出ないこともあったり、さまざまなことが起こりました。社員やECCと一緒に課題を乗り越え、その結果として受賞できた喜びは、何物にも代え難いものでした。
――ギフトECでナンバーワンを目指していますが、その目標を立てた経緯は?もともとは「楽天市場」のギフトで一番になりたいとずっと思ってきました。自分たちよりも上位の店舗を分析し、自分たちとの差分を埋めていき、自分たちにしかない強みはどんどん強化していきました。「楽天市場」で一番になると、不思議なことに他のモールの売り上げも伸びていきます。ECモールでは「楽天市場」が一番高い山なので、自然と他のモールの店舗も底上げされていくのだと思います。
▲食品ギフトも人気さまざまなモールで一番になっていく中で、次に目指すべきはどこかを考えていました。次第にギフト業界の中で今までになかったものを作っていきたいと考えるようになり、今の目標にたどり着きました。
【後編】ソムリエ@ギフト「社内外に心開き、つかんだ成長の糧」https://netkeizai.com/articles/detail/7004
「ソムリエ@ギフト 楽天市場店」https://www.rakuten.ne.jp/gold/bellevie-harima/「楽天グループ25周年特設ページ」https://corp.rakuten.co.jp/event/anniversary25th/