コスメやフレグランスのSt.Marine（セイント.マリン）は7月13日、香りをテーマにした新ブランド「SOPHIE＆MIRA」のECサイトを開設した。コスメは口コミやインスタと相性が良いとされ、同社もSNSを中心に認知拡大を図っていく考えだ。
8月2日に開催したプレスイベントには、多くのインスタグラマーが参加。今後もポップアップショップやイベントなど、商品を実際に試すことができる機会を作っていくとした。香水などは、ECでは伝わりにくい部分があるため、「商品を体感した人のレビューが鍵」（岡野麻衣CEO）と話す。
アイシャドーは、季節とパーソナルカラー別に4タイプのパレットを展開（税込6820円）する。サイト内でパーソナルカラー診断ができ、自分に合う色合いを見つけやすくしている。アイシャドーには、リリーの香りを付けており、「まぶたに塗った後も香ってくる」（同）。
▲アイシャドウはリリーの香り付きオードパルファン（税込1万1000円）とルームディフューザー（税込9680円）は3つの香りを展開している。商品名にはフランスの古地図にある日本の地名を付けた。「フランス人が書いた日本地図で、都がメアコなどと表記されている」（同）と話す。「ジュド」は江戸を表し、シトラス系の香りに仕上げた。「メアコ」は都である京都で、キンモクセイの香りに、「クココ」は四国で、フルーティーな甘い香りにした。いずれも欧州と和を融合させた商品となっている。
サイトでは香水診断も行っている。洋服の好みや気分などから好みに合いそうな香りを探すことができる。香りには癒やしの効果もあることから、働く女性たちの精神面も応援していきたいというコンセプトとなっている。
ルームディフューザーにおいては、「夫から妻といったように男性からのプレゼントにも適している」（同）。こうしたギフト需要を見込み、男性にもブランドを認知してもらうため、男性誌などへの情報掲載も視野に入れている。
