2022.08.24

【越境EC進出〈北米編〉】高い購買力を持つ市場にアプローチ 海外ユーザーにとって日本製品は『一種のセール状態』


【東宝ステラ】ゴジラグッズを販売 SNSで海外ファンにアプローチ


東宝ステラは、自社ECサイト「ゴジラのオフィシャル通販サイト<ゴジラ・ストア>」で、ゴジラグッズの販売を行っている。今年4月には、自社ECサイトを越境EC対応させるサービスを導入し、越境ECをスタートした。米国からの購入が多いという。海外の顧客とは、SNSを活用して、コミュニケーションを取っている。

同社が4月に導入したのは、BEENOS(ビーノス)が提供する「Buyee Connect(バイイーコネクト)」だ。同サービスは、タグを既存の自社ECサイトに組み込むだけで、越境EC事業を開始できる。海外配送に対応していない事業者でも、国内の指定倉庫に発送すれば、Buyeeが海外発送を行う仕組みになっている。事業者側に、手数料や月額利用料、海外配送料は発生しないという。


▲越境ECサイトイメージ(海外からのアクセス時のみ、海外向け商品購入方法を表示)

東宝ステラは、越境EC事業を開始した直後から、売れ行きが伸び続けているという。フィギュアが特に人気だ。米国からの購入が多いという。

YouTubeを利用したライブ配信も精力的に行っているとしている。SNSでの発信を通して、海外のファンともコミュニケーションを取っているという。

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