2020.04.15

ほぼ日、中間期の営業利益は73%減 人件費や原価率増が影響

「ほぼ日手帳」の売り上げは直販増加も卸がマイナス


通期業績予想を下方修正


20年8月期の業績予想を修正した。当期純利益は前回予想を3億3000万円下回る1億2000万円(前期比72.8%減)になると発表した。新型コロナウイルスの影響による減収が響いているという20年2月期以降、自社ECサイトや、直営店舗の減収が続いている。

通期売上高は前回予想を9億円下回る51億円(同6.7%減)に修正した。営業利益は6億3000万円下回る7000万円(同89.1%減)、経常利益は6億3000万円下回る7000万円(同89.0%減)にそれぞれ下方修正した。

コロナ禍で生産ラインに打撃を受けており、新商品の発売延期を見込んでいる。ECや直営店舗の売り上げは、今後も消費マインドの落ち込みが続くと懸念している。イベントや展示会の中止は、20年8月ごろまで続くとみている。

当期純利益の予想は、保険解約に伴う返戻金の発生も含まれている。

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