2020.04.15

関通、inVia Roboticsの無人搬送車を導入 物流センターの最適化図る

inVia RoboticsのAGV(無人搬送車)

ECの物流支援を手がける関通は4月14日、倉庫自動化ソリューションを提供するinVia RoboticsのAGV(無人搬送車)を導入する。物流センターの最適化を進め、EC物流の需要拡大に対応する。


AGVがピッキング

兵庫県尼崎市の関西主管センターに約200台の自立移動ロボットを導入する。AIを駆使したinVia Roboticsのモジュール式自動化システムにより、物流センターの運営プロセスを最適化し、生産性の効率化に取り組む。ピッキングだけでなく、倉庫への格納、補充、在庫管理精度向上にも効果があると見込んでいる。物流センターにおけるシステム活用の最大化に向けて今後も協議を継続する。


約200台のAGVを導入

自社で導入した後、同社が開発するWMS(倉庫管理システム)「クラウドトーマス」とAGVの連携を進める。「クラウドトーマス」とinVia Roboticsのソリューションを組み合わせて販売する協議を行う。

今回のAGVなど自動化ソリューションの導入においては、「物流の効率化」「施設計画の効率化」「サービスの効率化」の研究を手がける早稲田大学創造理工学部経営システム工学科吉本研究所もチームメンバーに加わっている。

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