2022.02.04

ネットで買った食材を駅改札で受け取り?!JR東日本とクックパッドが新たな受取方法のトライアル開始

東日本旅客鉄道(JR東日本)とクックパッドは2月2日、JR中央線コミュニティデザインとともに、生鮮食品ECプラットフォーム「クックパッドマート」で購入した商品を対象駅の改札で受け取りできるサービスのトライアル提供を開始した。荷物の受け取りに対するニーズの多様化に対応し、日常の移動の中で利用できるサービスの向上を図る。

クックパッドが提供する「クックパッドマート」は、生産者や市場から直接食材を届ける生鮮食品ECプラットフォーム。1品から送料無料で購入でき、店舗や施設に設置された生鮮宅配ボックス「マートステーション」で受け取ることができるという特徴を持つ。

このほど、東日本旅客鉄道、JR中央線コミュニティデザイン、クックパッドの3社は、「クックパッドマート」で注文した商品を駅改札で受け取りできるサービスのトライアル提供を開始した。トライアル提供の実施中、「クックパッドマート」の利用者は、「クックパッドマート」アプリでの注文時に受け取り場所として対象の駅を選択することができる。商品の受け取り時は、「クックパッドマート」アプリに届く商品の到着通知画面および受け取り名を提示する仕組み。受け取りサービス利用料は無料となる。荷物を受け取るために店舗などに立ち寄る必要がなく、仕事帰りや外出の帰りなどの生活動線上で、便利に食材を受け取ることができる。


▲受け取り方法のイメージ

今回のトライアルにおける受け取り可能な駅は、根岸線の磯子駅、横浜線の小机駅、南武線の稲城長沼駅、南武線及び武蔵野線の府中本町駅で、受け取り可能時間は12時~22時(小机駅のみ23時まで)。注文期間は2月2日(府中本町駅のみ2月10日)から5月29日、受取期間は2月4日(府中本町駅のみ2月16日)から5月31日。横浜駅および川崎駅については、準備が整い次第順次開始予定となっている。


▲受け取り可能な駅

荷物受け取りに対する消費者のニーズが多様化する中、JR東日本グループはBeyond Stations構想に掲げる駅の受け取り拠点化に向けたサービスの拡充を目指している。今回クックパッドとともに同サービスのトライアルを実施することで、日常移動の中で便利に利用できるサービスの向上を目指し、顧客に寄り添った心豊かな暮らしづくりに貢献していくとしている。



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