2021.07.21

ZOZO、「アルティーリ千葉」や千葉大学と「ZOZOSUIT2」を活用した取組を開始 スポーツ分野における活用の可能性を追求

ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZO、プロバスケットボールクラブ「アルティーリ千葉」を運営するアルティーリ、国立大学法人千葉大学は7月19日、ZOZOが独自開発した計測テクノロジー「ZOZOSUIT 2」を活用した共同取り組みを開始した。スポーツ分野における「ZOZOSUIT 2」活用の可能性を探るとともに、三者がともに拠点を置く地元千葉への地域貢献を目指す。

2020年10月にZOZOが発表した「ZOZOSUIT 2」は、より精緻な身体の3Dモデル生成を可能とする3D計測用ボディースーツ。3Dレーザースキャナーに匹敵する高い精度と、スマートフォンさえあれば簡単に身体の3D計測ができる手軽さを兼ね備えている。ZOZOでは、「ZOZOSUIT 2」を多様な領域のサービスと掛け合わせ、ファッションにとどまらない幅広い活用を目指すパートナー企業を募集しており、今回初のパートナー企業との取り組みとして、ZOZO・アルティーリ千葉・千葉大学の三者による共同取り組みが実現した。

千葉県千葉市をホームタウンとして新たに誕生したプロバスケットボールクラブ「アルティーリ千葉」のブランドパートナーにZOZOの参画が決定し、「アルティーリ千葉」が「ZOZOSUIT 2」を活用した取り組みに興味を持ったことから、同じく千葉市に拠点を置き、ZOZOと包括的連携協定を締結している千葉大学を交えた三者での連携につながったとしている。

本取り組みでは、「ZOZOSUIT 2」を活用してアルティーリ千葉の所属選手の体型計測を実施し、千葉大学大学院医学研究院整形外科学および千葉大学フロンティア医工学センターの知見をふまえ、スポーツ選手のパフォーマンス向上やケガ防止の可能性を探る。「ZOZOSUIT 2」を活用することで、従来は人の手により行われていた選手の体型計測がテクノロジーによってアップデートされ、選手は場所を選ばず、自分のタイミングに合わせて体型計測を行うことが可能となる。

今後も千葉市に拠点を置く三者での連携を深めていくことで、それぞれの強みを活かしながら、地元千葉を盛り上げていく考えを示した。



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