2021.05.15

オリオンビール、サブスクで「家飲み需要」に対応

定期便でブランドの魅力を発信

ビール類の製造・販売を手掛けるオリオンビールは2020年秋から、自社商品の定期宅配サービスを実施している。定番商品だけでなく、新作や限定商品なども季節ごとに提供し、ブランドや沖縄の魅力を発信。外出自粛や飲食店の酒類提供制限が続く中、広がる「家飲み需要」に応えている。

同社は近年、直販ECを強化している。コロナ禍の影響で、日々広がる市場規模や県外のユーザーからのニーズに対応するためだ。2020年7月には、自社ECサイト「オリオンショップ」を「オリオンビール公式通販」として刷新。商品ラインアップを大幅に拡充した。

刷新後の次なる一手として同年9月、自社ECサイト内で開始したのが定期宅配サービス。合計24本の缶ビール・缶チューハイを、月ごとにラインアップを変えて月額5500円(税込)で販売している。

単品販売では難しかった沖縄県内限定流通商品などを、年間契約の定期便を活用することで提供を実現。送料は全国一律無料としている。

ユーザーの好みに合わせ、①ビール類中心 ②ビールとチューハイ混合――の2コースを提供している。県外でも広く流通する定番商品「オリオン ザ・ドラフト」に加え、季節限定商品もセットに組み込んでいる。

商品以外に特典を用意し、ブランドファンや沖縄好きにも訴求している。利用者にはロゴをあしらったブランドグッズや、CMキャラクターとして起用している沖縄出身のアーティストGACKTとのコラボグッズなどをプレゼントする。


「オリオンビール公式通販」
https://shop.orionbeer.co.jp/




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