2021.04.01

黒澤楽器店、EC売上26億円に ギターの販売が好調

通販用のフリーマガジン「ステージ」のウェブ版

黒澤楽器店は、2021年2月期のEC売上高が前期比30%増の26億円だった。「巣ごもり」需要で楽器を始める人が増えた。
 
アコースティックギター、エレキギター、エレキベースの売り上げが好調で、平均購入単価は約10万円となっている。
 
一方で、トランペットやバイオリン、ドラムは前期より落ち込んだ。小野寺将也取締役は、「自宅で大きな音が出せず、飛沫を飛ばしてしまう恐れがあるといった消費者心理が働いたのでは」とみている。
 
前期は、通販用のフリーマガジン「STAGE(ステージ)」のウェブ版の配信を継続して行った。アーティストが使用している機材の写真やライブの様子を紹介。コンテンツを通じて楽器の購入につなげたとしている。
 
2020年9月に開設したLINEアカウントでの情報配信も行っている。性別や地域、楽器の好みなどの情報をもとにセグメントした特集などを配信し、顧客との接点作りを強化した。



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