2021.03.30

業務用家具メーカー『アダル』、家具のサブスク『subsclife』と提携 全商品約700アイテムをオフィス向けに提供

飲食・オフィス・ホテルなどの業務用家具を製造・販売するアダルは3月24日、家具のサブスクリプションサービスを提供するsubsclife(サブスクライフ)と提携し、オフィス向けの家具のサブスクリプションサービスの提供を開始した。オフィス家具の導入・処分にかかる顧客の負担の軽減を図る。

【アダルが提供する商品ブランドの一部】

家具のサブスクリプションサービスでは、ベーシックで幅広い家具を取り扱う「業務用家具カタログ」、海外輸入品を多く扱うハイデザインな「A.T.I.Cカタログ」より約700アイテムが利用可能。新品の高品質家具を定額の月額料金で利用でき、家具導入時の初期費用を大幅に削減することができる。オフィスのレイアウト変更や移転時には、途中解約や追加導入など柔軟な選択も可能となっている。購入後に不要となった家具は廃棄される場合が多いが、必要なときに必要な分だけ利用できるサブスクサービスにより、持続可能社会を実現する取り組みにもつながるとしている。

自社国内工場、提携工場で製造・管理されたアダルの家具は、業界最高水準の強度試験の実施、環境負荷の少ないグリーン購入法に適合などの特徴を備える。市場トレンドやニーズに基づく幅広いラインアップを持ち、サブスクリプションサービスでは、モダンなフォルムをベースにハイバックやハーフホールド、⽊脚やキャスター脚など多様なラインナップが特徴の「Ray(レイ)チェアシリーズ」、エントランスやリフレッシュスペースにおすすめの「Laurance(ローレンス)ソファ」などを利用できる。

コロナ禍での働き方の多様化により、企業は変化に柔軟に対応し、ワーカーに最適な環境を提供することが求められている。しかし、出社人数の変動によるレイアウト変更やオフィス移転に伴う家具購入に負担を感じる企業も多く見受けられる。こうした状況を受けアダルは、1953年の創業以来変わらぬ「商品のみならず最適なサービスを提供し、顧客の役に立つメーカーでありたい」という想いから、高額投資であるオフィス家具の導入・処分の際に顧客の負担になる費用と手間を低減できるsubsclifeとの提携に至ったとしている。




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