2021.02.14

【CAなどが厳選】リンベル、JALと全国の逸品を販売する新企画が好調 売上は毎月60%伸長

1月29日に各都道府県の商品が出そろった

カタログギフト大手のリンベルが運営する自社ECサイト「リンベル公式通販サイト」では、日本航空との共同企画「JALふるさとの大切にしたい逸品」を昨年7月から実施している。企画の売り上げは、今年1月まで毎月約60%ずつ伸びている。

企画の目的は、地域独自の逸品やブランドを日本全国に広げること。1月29日に新商品を追加し、47都道府県の商品が出そろった。2月8日現在、累計約190点の商品を掲載している。商品は全て食品。

企画では、各地域出身またはゆかりのあるJAL客室乗務員や当該エリアの支店スタッフが地域ならではのおすすめ逸品を厳選して紹介。リンベルが販売ネットワークを生かして販売している。まだ知られていない「ふるさとの味」を広め、現地に足を運ぶきっかけになることを目指しているという。

販促は、既存顧客向けにはメルマガで訴求。新規顧客に向けての販促はJALも協力し、機内誌などで訴求したという。

コロナ禍では、商品を購入することで全国各地のお店やブランドを応援できることから反響を呼んでいる。売上は順調に推移しているという。昨年7月に開始してから、同8月の売り上げは7月の1.5倍、同9月の売り上げは8月の1.5倍といった形で、今年1月まで売り上げを毎月伸ばしてきた。


人気が高い「スナッフルス」の「チーズオムレット」

自家需要として購入する顧客が多く、スイーツや惣菜ジャンルの商品が人気だ。顧客の平均購入単価は4,000円。

「巣ごもり需要もあるが、グルメ商品ということもあり、お取り寄せ感覚でご利用いただいているのではと考えている」(経営戦略本部広報宣伝部)。

特に人気が高い商品は、北海道・函館の土産としてチーズケーキを扱うブランド「スナッフルス」の「チーズオムレット」。知名度も高く、現在は北海道の生産者支援キャンペーンも同時に開催しているため、相乗効果で受注が伸びているという。

スイーツなどの一部商品は、バレンタイン向けの企画でも取り上げている。母の日など、今後のギフトシーズンに絡めた販促は、「商品内容と企画がマッチしていれば取り上げる」(同)と話している。


「リンベル公式通販サイト」
https://www.ringbell.co.jp/

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