2021.02.07

アールティー、「ルイボスティーのイメージを変えたい」 パッケージやサイトデザインで品質アピール

商品のデザイン性を重要視

ルイボスティーのECサイト「RTRoom(アールティールーム)」を運営するアールティーでは、商品のパッケージやECサイトのデザイン性を高めるなど工夫を凝らし、「嗜好品としてのルイボルティー」を打ち出している。「ルイボスティーは従来、『健康には良いがおいしくない』というイメージが強かった」(前田るみ子社長)と話す。同社については、高品質でおいしいルイボスティーを販売しているという口コミが、広がるようになってきているという。

同社ではルイボスティーを、「健康食品」ではなく「おしゃれな飲み物」として訴求している。パッケージに力を入れた結果、出産祝いなどギフトとしての需要も高まっているという。「ギフトや口コミをきっかけに当店を知っていただくことが多いためか、サイト名を検索して直接サイトに流入してくる場合が多い」(同)と話す。


ノンカフェインのお茶のような感覚で飲む人が多いという

アマゾンと楽天でも販売を行っているが、売り上げの割合が一番大きいのは、自社サイトだという。

「2012年頃から原材料の値上がりが続いている。創業時に比べると、仕入れ額も約20%上がった」(同)と話す。同社では口コミにつながるブログやSNSの反響が良いとしている。「広告費や送料も上がっている。効果のある施策を見極めてかなければいけない」(同)と話す。

「ルイボスティーは国内でも過去に、テレビで取り上げられたことをきっかけに、流行した時期があった。当時は高品質の商品が少なかったためか、おいしくないイメージが浸透してしまった」(同)と話す。「高品質の商品を販売することで、悪いイメージを払拭していきたい」(同)としている。


「RTRoom」
https://www.rtroom.co.jp/

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