2020.12.17

ヤーマン、中間期通販部門の業績伸長 営業益は3.2倍に

ヤーマンの2020年5-10月期(中間期)連結業績における直販(自社通販)部門の営業利益は、前年同期比223.1%増の30億1100万円だった。「巣ごもり消費」が拡大し、自社サイトを中心としたECが大きく売り上げを伸ばした。直販部門の売上高は、同194.7%増の66億5700万円だった。

海外部門もECが好調で、売上高は同143.1%増の54億9100万円、営業利益は同202.4%増の20億7800万円となった。中国向けは、越境ECの他、T-mall(天猫)や、京東集団(JD.com)などの売り上げに手応えを得た。
 
今後は営業利益率20%の維持と売上高のさらなる拡大を目指す。現在の営業利益率は21.5%。M&Aや資本提携も継続して検討する。
 
地上波のテレビ通販向けの卸売りも順調だった。テレビ通販やカタログ通販向けの販売などの通販部門の売上高は同11.4%増の27億3300万円。営業利益は19.3%増の11億9000万円となった。
 
商品別の売上構成比は、自社製造・企画商品が73%を占めた。美顔器の「RF」シリーズの販売が安定し、光美容器の「レイボーテ」シリーズも売り上げを伸ばした。

RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事