2020.08.17

ヤーマン、資生堂と合弁会社を設立 主力市場である中国向けの新ブランドを展開

美容機器の開発・販売を行うヤーマンは8月6日、資生堂と2020年8月に合弁契約を締結し、合弁会社エフェクティムを設立すると発表した。新会社は、2020年10月から営業を開始する予定。資本金は4.9億円、出資比率は資生堂社が65%、ヤーマンが35%となる。両社の強み組み合わせ、日本発の新たなブランドによる中国市場への展開を図る。

ヤーマンは、中長期の重点戦略として、美容機器のリーディングカンパニーとして蓄積してきた技術開発力を背景に、革新的な製品・サービスの提供による「日本発グローバル・ブランド・カンパニー」としての地位の確立を目指している。

今回の新会社設立は、新たな製品カテゴリー創造の一環として、ヤーマンの美容機器ビジネスにおける強みと、資生堂がスキンケアをはじめとする化粧品ビジネスで培ってきた知見を組み合わせ、両社の中国における高い認知度を活かしながら、新たな美の価値を提供することを目的としている。

同事業では、まずは中国を注力市場とし、アンチエイジングや美容機器に関心を持つ中国の消費者をターゲットに、クロスボーダーでビジネスを展開するという。ヤーマンの高機能な美容機器技術と資生堂の最先端の皮膚科学技術を組み合わせた、安全かつ高品質な「Made in JAPAN」の製品を、日本発の新たなブランドから2021年より日本、中国等で発売する予定としている。

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