サイト内検索のCVR70％増
好調な業績を後押しするのが、ビジネスサーチテクノロジ（BST）が提供する、ECサイト内検索「ポップファインド」とサジェスト機能「ポップリンク」だ。今年4月に導入した。
ハニーズでは約1000品目の商品をECサイトで販売。サービス導入以前のECサイトは、商品の絞り込み機能が少なく、ユーザーが希望する商品にたどり着くことに課題を抱えていた。
サービス導入にあたって、今年2月からBSTを含め3社のサービスを比較し、約2カ月で導入を決めた。BSTを選んだのは、「導入の手軽さに加え、比較的安価での導入が可能だった」（同）点だ。また、「ポップリンク」がユーザーにとって利便性が高いと感じたという。導入までのスピードも速く、迅速な対応も大きな魅力だったという。
導入後、サイト内検索におけるCVRは、前年の同時期と比べて約70％伸長。検索強化が増収に大きく貢献した。また、多くの商品の中から、探していた商品へ迅速にたどり着くことができるようになったという。
CVRのほか、社内的にサイト内検索のサジェストの設定にかかる時間の短縮につながり、生産性が一段と高まった。「社内的にサイト内検索に対する期待感が高く、今後は検索結果を分析して利便性の高いUI、UXを構築していきたい」（同）としている。
【「ポップファインド」「ポップリンク」 サービス概要】
ECサイト内検索「ポップファインド」は、JavaScriptタグの設置とデザイン調整などで実装できる。カテゴリーや属性によるヒット件数付きの絞り込み機能などを備え、検索の「ゼロ件ヒット」に起因する離脱を防止し、コンバージョンページまでの到達率の改善が期待できる。「ポップリンク」は、サイト内検索でキーワードが入力された際に、入力候補キーワードの表示や、キーワードから予測される商品の詳細ページへのリンクを画像とともに表示するシステム。商品名の候補を先に補完表示することで、入力ミスなどの検索の不一致を解消する。検索窓から直接詳細ページにリンクさせることにより、商品情報が顧客の目に触れる機会を増やす。
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