2020.11.30

【「Nint」に聞く】 1000社が導入したEC事業加速する「情報の宝箱」とは?

Nintの吉野順子社長(左)と西尾宗哲氏

タイムリーな販売推計データからトレンドを分析


――どんなデータをどう活用する企業が多いですか?

西尾:「Nint ECommerce」では、直近2日前までのモールの販売推計データを見ることができますから、タイムリーにトレンドを把握することができます。自社の販売状況だけでなく、自社と同ジャンルの商品を販売する企業が、「どんな商品」を「どんな価格」で販売して、「どれくらい売れたのか」を確認できます。型番商品を扱う企業であれば、次回の仕入れのタイミングや数量を決定する際の、重要な要素となるでしょう。

吉野:市場のトレンドがわかるということが、当社のサービスの最大のポイントです。「自社商品と同じジャンルの商品はどんなものがあるのか」「その商品は今年、昨年の同時期に比べると、どれくらい売れたのか」「自社は市場の中でどれくらいのシェアを取れているのか」「競合他社にはどんな店舗がいるのか」、こういった情報が分かります。

西尾:そうした情報は、新商品の導入を検討する際の大きな判断材料になります。売れる商品が分かれば、「どんな機能にニーズがあるのか」「差別化できるポイントはどこか」「利益が出せるのか」など判断が的確かつ早くできるので商品開発にかかるコストを抑えることにもつながります。


Nint 吉野順子社長
 

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