三協石油、ヴィンテージ家具のECサイト「KONDO」にダイナミックプライシング導入

三協石油は10月13日、ヴィンテージ家具のオンラインストア「KONDO」において、価格変動制 (ダイナミックプライシング)を導入した。リアルタイムな要因も価格に反映させることで、利用者が家具と出会うタイミングにも価値を見出すという。

ダイナミックプライシングを導入した「KONDO」は、デンマークなど北欧家具のヴィンテージ品を主に販売するヴィンテージ家具のオンラインストア。ヴィンテージ品は、デンマークのオークション(Bruun Rasmussen)で調達し、直輸入しているという。


デンマークなど北欧家具のヴィンテージ品を販売する

一般的にダイナミックプライシングは、消費者の需要と供給の状況に合わせて価格を変動させるが、「KONDO」では家具にまつわる株価や為替、商品の原料の希少性、輸送費の変動、競合他社の価格、ヴィンテージ品の現存数など独自の指標を数値化し、その変動に基づき実売価格を提示していくという。



もともとヴィンテージ品は、同じモデルであっても、製造するメーカーや保存状態などによって価格が変動する。こうした性質に「KONDO」はさらにリアルタイムな要因を反映し、顧客が家具と出会うタイミングにも価値を見出そうとの考えから、今回の価格変動制導入に至ったとしている。

なお価格は毎日変動するものではなく、適正価格の算出によって変動しない場合もあるという。


「KONDO」
https://e-kondo.jp/