2020.10.14

「無印良品」、6カ月間の変則決算でEC売上が37.9%増 コロナ禍の需要拡大やモール出店が奏功

「無印良品」を展開する良品計画の2020年8月期(変則6カ月決算)のEC売上高は、前年同期比37.9%の161億8900万円だった。新型コロナウイルス(コロナ)による巣ごもり需要の拡大が追い風になった。アマゾンや楽天に出店したことも売上拡大に寄与した。

良品計画は2月から8月に決算月を変更し、6カ月間の変則決算を発表した。連結売上高は同17.2%減の1789億3300万円だった。コロナ禍で世界的に店舗事業が縮小している。2020年6−8月のアジア圏の店舗売上高は回復傾向にあるが、欧米件はまだコロナの悪影響が響いている。

EC事業では5月にアマゾン、6月に楽天に出店した。ユーザーが買いやすい環境を整えるため販売チャネルを拡大し、売り上げを拡大した。

2021年8月期の業績予想におけるEC売上高は、2020年2月期と比べ60%増に拡大する計画だ。ECの基盤を整備し、見やすく、買いやすいサイトに改善することで売り上げをさらに伸ばしたい考えだ。


「無印良品」
https://www.muji.com/jp/ja/store


 

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