2020.09.23

MIRAI、メール開封率増で残業時間減 一石二鳥の秘訣はMAツールの導入にあり

MIRAI 感動支援グループ 下間淳子部長


誰でも運用でき、負担が減少


――「EC Intelligence」を導入してスタッフの負担も減ったと聞きましたが、なぜでしょうか。

「EC Intelligence」は誰でも比較的簡単に運用できるということが分かったからです。

当社では、ジョブローテーションが頻繁にあり、1年に1回スタッフの配置が変わります。そのため、新しい部署で使うシステムが誰にでも使いやすいかどうかは、大変重要です。

これまで使っていたCRMツールも、誰でも運用ができたのですが、逆に使用できる機能が限られていました。「EC Intelligence」は、誰でも使えるうえに、できることが大幅に増えました。

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MIRAI 感動支援グループ 下間淳子部長

当社には、会報誌を作るチームがいます。会報誌は、どんなお客さまが読んでも、「I`M PIMCH」のファンになっていただける内容を目指して毎回編集しています。

会報誌を送付するお客さまは、ひとりひとり条件が違います。トライアル品を一回だけ購入した方もいれば、休眠になっている方も、定期購入中の方もいます。それぞれ条件が違うお客さまを、当社の中で5つの複雑なパターンに分類して、会報誌の配信リストに登録していました。

この分類の作業は、担当部署のスタッフが1回3時間程度かけて、週に2~3回行うのですが、大変憂鬱(ゆううつ)な作業でした。お客さまには見えないけれど、ミスが許されず、残念ながら社内の評価も高くない作業だったのです。

「EC Intelligence」には、この分類の作業を自動で行ってくれる機能があります。最初に顧客のグループを設定すると、あとは情報を追加するだけで更新してくれます。そのおかげで、週6時間かけていた作業が、2時間にまで削減できました。その分、メールのライティングなど、他のクリエーティブな作業に時間をかけることができるようになりました。

「ワーク・ライフ・バランス」を重視した経営を行う当社としては、大きなメリットになりました。

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