2024.03.17

渋谷睡眠・呼吸メディカルクリニック、院長自ら「医師スタグラム」 寝付きのためのアロマオイル発売

「bon sommeil huiles essentielles(ボン ソメール ユイル エサンシエル)」

いびき・睡眠時無呼吸症候群など睡眠に関わる疾病の診察・治療を行う渋谷睡眠・呼吸メディカルクリニックは、寝付きのためのアロマオイル「bon sommeil huiles essentielles(ボン ソメール ユイル エサンシエル)」のECサイトでの販売を開始した。これまでは同商品を院内でのみ取り扱ってきたが、「良い商品をより多くの人に手に取ってもらいたい」という思いから、一般販売を開始したという。商品の販促や普及のために、楠裕司院長自らがインスタグラムを運営しているという。

同クリニックがアロマオイルの開発を始めたのは、2023年の初頭だったという。日々やってくる、眠りに関する問題を抱えた患者に対して、できるだけ簡単で手軽に良い眠りを取ってもらえる方法はないだろうかと考えたことが、開発を始めたきっかけだったとしている。

同商品のために大々的に広告を出すということはしておらず、主にSNSで、広報活動を行っているとのことだ。SNSの中でも特に力を入れているのがインスタグラムだという。

主に活用しているのはリール投稿やフィード投稿の機能だ。フィードでは、睡眠に関する情報発信を行っており、眠りに関する情報の図書館のようになっている。

リールでは、楠院長や、同クリニックに勤務する看護師が、睡眠について解説する動画を掲載。語る内容に説得力を持たせている。


▲楠裕司院長のインスタグラム

情報発信を通して睡眠の大切さを啓発し、アロマオイルにも興味を持ってもらうという導線にしている。

「最近、いびきの治療などに関して根拠のない情報がSNSで飛び交っている。ただでさえ日本人は睡眠時間が足りていない。こうした現状を変えたいという思いから、SNSでの啓発活動を始めた」と楠裕司院長は語る。

現在は、アロマオイルを製造したメーカーであるアロマクエストのECサイトを間借りして販売している形だ。今後は、クリニック独自のECサイトも構築し運営することを目標にしているという。





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