2020.06.16

「新宿マルイ アネックス」にファッションマスクのECプラットフォーム「MASK WEAR TOKYO」のポップアップ開設

丸井グループは6月15日、新宿マルイ アネックスにおいて、ファッションマスクのECプラットフォーム「MASK WEAR TOKYO」のポップアップショップを6月18日~6月24の期間限定でオープンすると発表した。マスクの着用が日常となった今、「マスクに個性を」のコンセプトを掲げる「MASK WEAR TOKYO」で、自身にぴったりのマスクを探しを提案する。

「MASK WEAR TOKYO」は、アパレル通販を手がけるスタートアップ企業and marksが立ち上げたファッションマスクに特化したECプラットフォーム。インフルエンサーとコラボレーションしたアパレルやグッズに定評のある同社が打ち出した、「マスクに個性を」というコンセプトに100名のクリエーターが共感し、彼らのデザインしたオリジナルマスクを販売するプラットフォームとしてスタートしたという。

クリエーターはデザインを提供するだけではなく、SNSでのフォロワー数総計500万人以上を誇るインフルエンサーとしてのパワーを活かし、ファッションマスク市場を牽引するアンバサダー活動も行っており、絵と小説を書くアーティスト平泉春奈氏、イラストレーターのCaho氏、アートディレクターのの千原徹也など多数が参加している。

販売しているマスクは、浴衣帯製造企業であり、高級シルクマスク製造でも高い評価を受けている福井県の小杉織物とコラボレーションしたもの。ファッション性に加え、確かな安心と快適性を届けられる体制を整えたという。

口に着く裏面の絹は、カイコの繭(まゆ)から作られる天然繊維。通気性や吸湿・放湿性、調温性、紫外線カットや抗菌性、臭いを抑える効果があると言われているとのこと。「自然のエアコン」ともいえるシルクを使うことで、夏でも快適に利用できるとしている。表面はデザインの表現に適したポリエステル100%を使用し、洗ってもデザインが落ちにくいという特徴を持つ。布マスクでは珍しい中間層に不織布フィルターを挿入した三重構造となっている。

丸井グループは、アフターデジタル時代のリアル店舗のあり方として、物販中心の「モノを売る店」から、飲食・サービスやシェアリング、D2Cやコンテンツなど「体験を提供する店」への転換を進めており、新宿マルイ アネックスとしては「日本の素晴らしさに気づく」をテーマに店づくりを行っているという。

今回の「MASK WEAR TOKYO」の取り組みが、日本のクリエイターとのコラボによるECプラットフォームであること、日本の文化を代表する織物である帯を手掛けている企業とのコラボ企画であることから、クリエーターコンテンツを幅広く展開している新宿マルイ アネックスと親和性が高いと考え、ポップアップショップとして導入に至ったとしている。

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