Virtusizeは12月6日、簡単な入力ステップのみでおすすめの靴のサイズがわかる、靴に特化したバーチャル試着サービス「Virtusize for Shoes」のレコメンドロジックに関する特許を取得した。
Virtusizは、商品のサイズデータを使用したバーチャル試着「Virtusize」を主軸として、アイテムレコメンドソリューション「FittingRoom」、分析プラットフォームの「Analytics」を提供するファッションビッグデータカンパニー。これらのソリューションでは、Virtusizeが顧客から預かっている“サイト横断的な”購買情報・比較検討情報をもとに、高度にパーソナライズされたレコメンドを提示し、適切なアイテムの選択をサポートする。一方、ファッションEコマース業界に向けては、返品率の減少、リピート率の向上に貢献しており、現在150以上のファッションサイトに利用されている。
このほど、靴に特化したバーチャル試着サービス「Virtusize for Shoes」のレコメンドロジックに関する特許を取得した。「Virtusize for Shoes」は、Virtusize独自のAI画像認識で取得した靴のサイズ・形状と、顧客から預かっている足の情報をかけあわせてアルゴリズムを組むことで、顧客によりパーソナライズされたサイズの提案を可能にした。
この技術を使うことで、顧客の足の形によりフィットするサイズの提案ができるため、オンライン上で靴を購入する際に抱く不安感をさらに軽減できるとし、これによりサイズの不一致から起こる返品も最小限に抑えられるとの見解を示した。
顧客がオンラインショッピングをより安心に楽しめるよう、今後もサービス向上に努めていくとともに、アパレル業界が抱える返品率に対する課題の解消にも貢献する考えを示した。
