2023.12.08

かっこ、不正注文検知サービス「O-PLUX」のふるさと納税サイト「ふるなび」への導入事例を公開

不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」などを提供するかっこはこのほど、自社公式サイトにおいて、ふるさと納税支援サイト「ふるなび」が「O-PLUX」を導入し取り組んだクレジットカード不正利用対策の事例を公開した。

かっこの提供する「O-PLUX」は、データサイエンスを活用した独自の審査ロジックにより、不正注文をリアルタイムに検知し、クレジットカードのなりすまし注文、不正転売・悪質転売、後払い未払い等の不正被害の防止及び審査業務の自動化を実現するクラウドサービス。

2022年9月より、アイモバイルが運営するふるさと納税支援サイト「ふるなび」おいて、クレジットカード不正対策として「O-PLUX」を提供している。

かっこはこのほど、公式サイトにおいて、「ふるなび」の「O-PLUX」導入事例を公開した。ふるさと納税における不正被害の実態や、「O-PLUX」を導入したポイントと効果に焦点をあてて紹介している。

2022年10月からの総務省による「ふるさと納税の次期指定に向けた見直し」が進行するなか、年末に向けたかけこみ需要増加に伴い、ふるさと納税はますます注目を浴びている。2022年度ふるさと納税の受入寄付金は約9654億円に達し、その知名度向上と市場の拡大が続いている。一方で、ふるさと納税を狙ったクレジットカード不正利用は増加している。「ふるなび」では、2021年以降不正注文の増加が見受けられたとし、各自治体により安心して利用してもらうため不正注文検知サービス「O-PLUX」の導入に至ったとしている。

導入の決め手には、複数企業のふるさと納税サイトでの利用実績があること、累計11万サイト以上からなる豊富なネガティブ情報を共有できること、審査対象を柔軟に調整できる利便性の高さなどを挙げた。

審査ファイルを管理画面にアップロードするCSV連携を選択することで、システム開発なしのスピーディーな導入を可能にした。さらにその間にシステム開発を行い、API連携に移行。審査の自動化を実現した点も評価ポイントに挙げた。

本取り組みにあたり、アイモバイル 執行役員 事業企画本部 本部長 加藤秀樹氏は、「ふるさと納税の市場が1兆円に迫るほどの拡大が続いていますが、お客様である自治体からのクレジットカード不正対策に関するご相談が増えていました。これを受け、クレジットカード決済を一括契約し、さらに『O-PLUX』の導入により、寄付時のユーザビリティに影響することなく、より安心して『ふるなび』をご利用いただける環境を整えました」とコメントしている。




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