エリカ健康道場、売上30％減の8億円 グーグルの健康アップデート直撃

酵素ドリンク「優光泉」をECで販売するエリカ健康道場の2020年3月期の売上高は、前期比30％減の約8億円だった。グーグルが2018年から2019年にかけて実施した健康アップデートにより、アフィリエイト広告経由で流入する顧客が大幅に減少したことが、減収の理由だとしている。
　
エリカ健康道場では、酵素ドリンクの主な広告手法として、アフィリエイト広告を利用していた。グーグルの検索でヒットしやすいアフィリエイトサイトから自社サイトに流入するユーザーの割合が特に多かったのだとしている。
　
同社の北島昭博社長は、「これまではグーグルの検索結果に頼り過ぎた商売をしてしまっていた」と話す。「今後は地道にファンを増やすことをやっていく。ただ、スポーツジムなどに酵素ドリンクを卸販売する準備を進めていたが、コロナで一気に話が止まってしまった」とも話している。
　
エリカ健康道場では、EC売り上げの6割を、自社ECサイトが占めていた。売上比率は、楽天が3割、アマゾンが1割だったという。


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