2020.06.10

メルカリ、初の旗艦店「メルカリステーション」 を新宿マルイ本館にプレオープン リアルで『体験』『学習』できる場に

「メルカリステーション」のイメージ

メルカリは6月10日、メルカリ初となる旗艦店「メルカリステーション」を新宿マルイ本館にプレオープンした。より身近かつ便利に「メルカリ」を利用してもらうための情報や体験をオフラインで提供する。

「メルカリステーション」は「もっとみんなの、フリマアプリへ」をコンセプトに、体験しながら「メルカリ」について学べるリアル店舗。「メルカリ」の使い方が学べるゾーンには、「メルカリ」の使い方が習える「メルカリ教室」を設置。商品の見つけ方や買い方、不要なモノの出品方法など、「メルカリ」の楽しみ方を講師が専用テキストを使って解説する。参加者は講師と一緒にスマホを操作しながら体験することができるという。


「メルカリ教室」のイメージ

その他にも、丸井スタッフのこれまでの接客ノウハウや知見による梱包サポートや、商品写真の撮影ポイントなど「メルカリ」について学べるイベントを予定しているという。なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、学べるゾーンは当面の間休止の予定だという。

「メルカリ」の使い方が体験できるゾーンでは、テクノロジーによって「メルカリ」を楽しみながら学べる「ARガイド」、ライブチャット機能を用いた「あんしん出品サポート」を提供。「ARガイド」では、AR機能を搭載したスマートグラスにより「メルカリ」の会員登録方法などを体験できる。



「ARガイド」のイメージ

「出品できるかわからない」というユーザーの悩みに応える「あんしん出品サポート」は、出品の可否を知りたい品を持参して端末に置くと、メルカリスタッフが音声通話で可否を教えてくれる。ライブチャットの運営時間は、平日、日曜・祝日ともに11時〜20時となっている。


「あんしん出品サポート」のイメージ

その他、「出品物を撮影するスペースが自宅にない」「部屋の日当たりが悪く出品画像が暗くなってしまう」など写真撮影に関する悩みを解決し、梱包から発送までワンストップで体験できるよう、写真映えする小物や梱包資材・梱包スペースを備えた「撮影・梱包ブース」や、「メルカリポスト」を備えた「かんたん発送ブース」も設置。


「かんたん発送ブース」のイメージ

「メルカリ」の利用・発送に便利な機能をパナソニックのテクノロジーを活用して実現する次世代型ワンストップ端末「メルカリポストプラス」も体験できる。「メルカリポストプラス」は、売れた商品を梱包し、投函するだけで発送できる無人投函機能や、最適なサイズの梱包資材がわかる自動採寸機能、「メルペイ」で梱包資材が購入できる無人レジ機能のほか、新宿マルイ本館で利用できる顔分析機能の推計による年代・性別に合わせたクーポンの発行も可能だという。


「メルカリポストプラス」のイメージ

同社の調べによると、「メルカリ」に出品意向はあるものの出品未経験とした人は3610万人にのぼったという。メルカリではこうした潜在的な顧客に対し、オンラインに留まらず身近な体験機会を提供すべく、「メルカリ」の使い方が学べる「メルカリ教室」の実施や、コンビニ店頭でのメルカリオリジナル資材販売を実施。オフラインでのタッチポイントを拡大してきた。

こうした背景のもと、潜在的な顧客にはより手軽な「メルカリ」体験、既存ユーザーにはより身近かつ便利な「メルカリ」の利用を目的とし、接客に知見がある丸井スタッフ運営の元、ワンストップでの出品体験などが楽しめる「メルカリステーション」の開店に至ったとしている。今後もフリマアプリ「メルカリ」のみならず、オフラインの接点を通じて「メルカリ」での売買体験をより「簡単・便利」にしていくとの考えだ。

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