2023.11.13

【「食品EC」注目の新サービス】新規顧客の獲得へ 多様な顧客ニーズ取込みに注力

【食べチョク】「非常食」の販売を開始 秋元社長「生産者の経営に貢献」


産直通販サイト「食べチョク」を運営するビビッドガーデンでは、2023年1月に始動した「食べチョク一次産業SDGsプロジェクト」の取り組みが着実に進んでいる。10月30日には、SBI FXトレードと共同で、食べチョク生産者の食材を活用した「非常食」の製造を新たに始めた。

この取り組みは、販路がない食材や市場で価値がつきにくい規格外の食材など、廃棄となってしまう可能性のある食材を活用。生産者の経営の安定化に貢献することを目的にしている。廃棄食材を活用した商品の製造を行うことで、食品ロスの削減への貢献も目指す。


▲「食べチョク一次産業SDGsプロジェクト」

今回発売するのは、「かぼちゃ」「小豆」「玄米」の3つの食材において生産者のこだわり食材を活用。「日常的に食べてもおいしい」と感じる味を追求した。素材本来の味を活かしたまろやかな甘みを楽しむことができる「スープ粥」となっている。


▲食品ロスの削減への貢献も目指す

秋元社長は「生産者のこだわり食材や廃棄されてしまう規格外食材を利用することで、おいしく日常的にも楽しめる非常食を開発した。家庭と生産現場での食品ロス削減や、生産者の経営安定にも貢献したい」と話している。

RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事