2023.10.26

ベースフード、中間期の売上43億円超 新商品投入、クロスセルが奏功

EC、リテールチャネル、全てが好調だった

完全栄養食ブランド「BASE FOOD」を運営するベースフードの2023年3‐8月期(第2四半期)の売上高は、前年同期比80.4%増の43億7000万円だった。EC、リテールチャネル、全てが好調だった。新商品を投入したことで、購入単価の上昇につながり、大幅に売り上げが拡大したという。
 
自社ECの売り上げは、同65.5%増の25億9000万円だった。他社ECの売り上げは、同1.0%増の3億4000万円だった。第1四半期の月間平均購入単価は約5000円だったが、第2四半期の月間平均購入単価は約5200円と上昇した。新商品を投入し、クロスセルを推し進めたことが奏功した。


▲IR資料より
 
リテールチャネルの売り上げは、同175.3%増の14億円になった。配荷店舗数は同175.5%増の4万9252店舗にまで拡大した。大手コンビニエンスストアをメインに卸先の開拓に注力した。
 
今後はコンビニエンスストアだけではなく、敷地面積の広いドラッグストアやスーパーにまで販路を拡大する方針だ。
 
営業利益は2億5000万円(前期は2億1000万円の営業損失)だった。広告宣伝費を中心に販管費を見直したことで、営業黒字を実現している。



▲黒字化を達成した


通期売上を上方修正


2024年2月期の業績予想の上方修正を発表した。売上高は前回予想から10億2100万円増の171億円に修正した。第2四半期からの好調を維持し、新商品の増加と卸先の開拓により、売り上げが大きく伸長する見通しだ。
 
営業損益は8億400万円の営業損失を見込んでいたが、今回予想では4億2700万円の営業損失になる見通しだ。
 
新商品のリリース、リニューアルによる売り上げの増加に加えて、サブスクリプション会員の新規獲得の効率化が進んでいるという。





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