2023.10.25

W2、セキュリティ対策「WAFプラン」提供 ECプラットフォーム導入企業の安全性・信頼性向上を支援

最先端ECプラットフォームを展開するW2は10月24日、OMO/オムニチャネル対応型総合ECプラットフォーム「W2 Unified」と、D2Cリピート通販向けECプラットフォーム「W2 Repeat」において、「WAFプラン」の提供を開始した。導入価格を抑えたオプション価格で提供し、より安全なEC事業運営を支援する。

W2は、顧客のEC事業の「成功」にこだわるシステム会社。社員の70%超がエンジニア、100%自社開発に加えて「営業→導入→カスタマーサクセス」も全ての工程を内製している。このほど、提供する2つのECプラットフォーム「W2 Unified」と「W2 Repeat」において、多くの個人情報を取り扱うEC事業にとって重要なセキュリティツールWAF(Web Application Firewall)が利用できる「WAFプラン」の提供を開始した。

EC事業者は、自社のECサイトにWAFを導入することで、ECサイトのセキュリティ強化が可能。Webアプリケーション攻撃の検出とブロック、不正なアクセスの検出とブロック、ボットのアクセス制御により、情報漏洩などのセキュリティリスクを軽減できる。

大規模開発で不要、大きなコストをかけずにWAFを導入可能という特徴も備える。クラウド型で利用できるため、保守・運用に手間をかける事なく、24時間365日のハイクオリティなセキュリティ対策を実現する。セキュリティ対策強化により、顧客に安全なECサイトとして利用してもらえ、信頼性が向上するというメリットもある。

これまでW2では、カスタマイズ開発にてWAFを提供してきたが、「WAFプラン」の提供により、「W2 Unified」「W2 Repeat」でもオプション機能としてWAFの利用を可能にした。W2は、EC事業を成功させるには、EC事業者の事業規模の大きさに関わらず、セキュリティ対策の徹底が重要であると考え、高度なセキュリティ性を備えた製品サービスの開発と提供に取り組んでおり、「WAFプラン」は、導入コストを抑えたオプション価格で用意。初期費用8万8000円(税込)、月額3万3000円(税込)となる



「WAFプラン」提供にあたり、プロジェクト担当者であるW2 エンジニアリング本部 土井健人氏は、「近年、サイバー犯罪は増加傾向にあり、セキュリティ対策の見直しを実施するEC事業者様が増えています。私たちW2は、セキュリティ対策はeビジネスにおいて欠かせないものであり、事業規模の大きさに関係なく徹底すべきものであると考えています」と話す。


▲エンジニアリング本部 土井健人氏

これまでW2は、セキュリティが強いECプラットフォームとの評価を得ていることに加え、大規模開発のEC事業者はもちろん、SaaS型のプランを利用するユーザーからも、さらなるセキュリティ対策強化のリクエストが寄せられていたとし、セキュリティ意識の高い顧客からの声に応えるべく、コストを抑えた「WAFプラン」をオプション追加するに至ったとしている。


▲W2のセキュリティ対策

「WAFプランを導入することで、不審なアクティビティを監視し、セキュリティインシデントを検出することができます。また、既知の攻撃パターンに限らず、新たな脆弱性に対する検知も可能となります」とコメントした。

昨今のデジタル化の加速とEC化率の成長に伴い、オンラインショッピングなどのインターネット上でのビジネスが盛んになる一方で、サイバー攻撃の被害も増加している。手口は日々進化しており、新たな脅威が常に現れ続けているとし、W2は、「セキュリティの高いECプラットフォーム」の評価のもと、高いセキュリティ意識を持ち、eビジネスにおける安全性の向上と業界全体の発展を目指してシステム開発と機能連携に取り組んでいく考えを示した。





RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事