2023.10.15

かっことfjコンサルティング、「キャッシュレスセキュリティレポート」2023年4-6月版を公開

安全なネット通販のインフラづくりに貢献するかっこと、キャッシュレスセキュリティに関するコンサルティングサービスを提供するfjコンサルティングは10月12日、クレジットカード情報流出事件に関する統計とECに関する不正利用傾向に関するレポート「キャッシュレスセキュリティレポート(2023年4-6月版)」の統計を公開した。

不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」などを展開するかっこと、クレジットカードを扱う事業者のPCI DSS準拠・運用支援を中心にセキュリティ対策コンサルティングを手がけるfjコンサルティングは、キャッシュレス社会の安心安全を目指し日々研究を行っており、クレジットカード情報流出事件に関する統計とECに関する不正利用傾向に関するレポートを四半期ごとに共同で取りまとめている。

毎年1月、4月、7月、10月に四半期のデータを公表しており、10月12日に最新版となる「キャッシュレスセキュリティレポート(2023年4-6月版)」の統計を公開した。

カード情報流出事件については、カード情報流出事件数・情報流出件数の推移、業種/商材別・情報流出期間別事件数・流出件数に加え、カード情報流出事件が減少する一方で銀行の不正送金被害が過去最高になった2023年4~6月のカード情報流出事件のトピック、警察庁と経済産業省がサイバー攻撃によるカード情報流出防止対策推進の覚書を締結するなどクレジットカード情報保護対策に関する考察をまとめている。

ECにおける不正利用については、クレジットカード不正利用被害額の推移、ECサイト不正利用の傾向に加え、2023年4~6月不正利用のトピックとして、「専門知識がなくても、フィッシング詐欺を可能にするフィッシングキット「16SHOP」:日本とインドネシアによる国際共同調査で初の逮捕に」と、「不正注文における分業化、巧妙化が進む:コード決済不正利用」についてまとめている。

「キャッシュレスセキュリティレポート(2023年4-6月版)」は、両社のWebサイトにて公開しており、カード情報漏えいやクレジットカード不正などのECにおける不正利用の実態や、最新の不正手口、自社の不正被害が他社と比較して多いのかどうかを知りたい人などへの利用を提案している。

かっこは、今後も多様化する最新の不正手口に関する分析と研究を重ねるとともに、安心・安全なオンライン取引・ネット通販の環境づくりに貢献していく考えを示した。




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