F・O・インターナショナルが運営するジュニアブランド「ALGY（アルジー）」は、10月25日に10周年を迎える。ダンスに特化したアイテムを新たに展開したことで、新規のファンを増やしているという。ブランドの世界観を表現したり、情報を発信するチャネルとして今後もECサイトの運営に注力する方針だ。
2023年春、ダンスに合うカジュアルテイストの「ALGY ACTIVE」ラインの販売を開始した。
「小学校の授業でダンスが必修になったりTiktokの流行で、小学生にとってダンスがより身近になり、ダンスアイテムの人気も高まっている」（ALGY販促担当 竹上和花子氏）と話す。
2023年9月には、ダンスチーム「KADOKAWA DREAMS」所属のプロダンサー・Sasyaと協業し、商品を開発したり、楽曲を公開したりするなどダンスカジュアルの訴求力を高めている。
▲Sasyaとともに、公募で決定した「アンバサダーメンバー」がプロモーションに参加する「これまでは『おしゃれでかわいい服』に重きを置いていた。トレンドを反映したダンスカジュアルで、格好よく、アクティブなデザインを好む層が新規顧客として加わった」（同）と手応えを感じている。
現在、アルジーは全国に27店舗と複数のECサイトを運営する。ECサイトについては、「『憧れの女の子』を表現するようなビジュアルを重視している。『私もこうなりたい』と思ってもらえるよう、世界観や情報をしっかりと載せている」（ECサイト担当 山崎佑奈氏）と話す。実店舗とＥＣをシームレスにつなぐことで相乗効果を出す方針だ。
▲トレンドを反映したダンスカジュアルのアイテムを展開する 「『ALGY』は服を売るだけでなく、SNSの運用やオリジナル楽曲を通して、見て、感じて、楽しめるブランドにしていきたい。新たなファンも加わったので、これからも成長を続ける」（同）と意気込んだ。
