2023.09.21

サントリーウエルネス、人生の先輩がエール FC町田ゼルビア選手と高齢者が交流

9月9日の試合には高齢者がメッセージを寄せた横断幕を掲出

健康食品通販最大手のサントリーウエルネスは2023年9月、サッカーJリーグのクラブや高齢者施設と連携する企画「人生の先輩からのエール」を開始した。9月9日には、J2リーグの「FC町田ゼルビア」の選手と、同チームを応援する福祉施設の高齢者が、交流するイベントを開催した。

同イベントは、サントリーウエルネスが20年にスタートした、「Be Supporters!(ビー・サポーターズ)」のプロジェクトの一環として実施した。施設で過ごす高齢者や認知症の人に、Jリーグのチームのサポーターになってもらい、クラブや地域を支える存在になってもらうことを目指すプロジェクトだ。


【<動画>交流イベントの様子はこちら】



「ビー・サポーターズ」には現在、Jリーグの20のクラブと、130の高齢者施設が参加している。22年から、参加するクラブと施設の数は倍増したという。サントリーウエルネスから、クラブに対して参加を呼び掛ける取り組みも行っている。


▲FC町田ゼルビアの試合を観戦。(C)FCMZ
 
同プロジェクトに参加する高齢者の中には、「推し」の選手を応援することによって、性格が穏やかになったり、生活が楽しくなったりする人も多いそうだ。
 

▲応援グッズを手に取る施設の高齢者

9月9日には、同プロジェクトに参加するFC町田ゼルビアと栃木SCの試合の中で、高齢者と選手が交流するイベントが実施された。


▲FC町田ゼルビアの太田宏介選手と施設の高齢者
 
町田市の高齢者施設「社会福祉法人福音会」の高齢者が、FC町田ゼルビアの太田宏介選手とバーンズ・アントン選手に、「J1昇格がんばれ!」などとエールを送った。

9月9日の試合には、高齢者がメッセージを寄せた横断幕を掲出。横断幕には、福音会を含めた16カ所の施設の高齢者約470人が、メッセージを寄せた。







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