2023.09.12

越境ECモール「ZenPlus」、出店数が3000店を突破 初期・固定費無料で出店可能

越境ECをトータルで支援するZenGroupは9月11日、越境ECモール「ZenPlus」の出店数がこのほど3000店を突破したと発表した。急成長する越境EC市場において、日本企業の参入を支援する。

ZenGroupの提供する「ZenPlus」は、すぐに出店・販売が可能、初期費用や固定費が0円、日本語だけで利用できるなどの特徴を備える越境ECモール。2016年12月のオープン以降拡充を続け、このほど出店数が3000店を突破した。

経済産業省の報告によると、2019年時点の世界の越境EC市場規模は7800億USドルと推計され、2026年にはその値が4兆8200億USドルに拡大すると予測されている。年平均で30%に迫る成長率は、越境EC市場の急速な拡大を示し、世界のBtoC-EC市場を大きく上回る成長を示唆している。

こうした状況を踏まえ「ZenPlus」は、金融機関や商工会・商工会議所との業務提携を強化。過去半年間で約15回、金融機関や商工会・商工会議所主催のセミナーに登壇し、越境ECビジネスの可能性を広く知らせるとともに、パートナーシップの拡大に寄与した。

さらに在庫管理システムとの連携を強化し、出品者の効率と利便性の向上を図り、ネットオークション・ショッピングサイト販売総合管理システム「eコンビニ」、ECモール統合管理システム「ラクーン」、EC在庫管理システム「らくらく在庫」など、9つのシステムとの連携を実施してした。

ブランドやアニメ関連商品などの取り扱い店舗に注力し、特定の商品カテゴリに重点を置いたプロモーションを展開したことも、新たな出店者を引き寄せる要因となった。これらの取り組みにより新規出店数は着実に増加し、3000店舗突破に至ったとしている。

「ZenPlus」は今後、さらなる成長を遂げ、国内の出店者と海外の顧客、双方にとって信頼されるモールを目指す考えを示した。新たに海外への商品発送を効率化するために、コンテナ輸送の導入を検討しており、航空輸送では難しかった商品の効率的な搬送を可能にし、出店者と顧客の利便性向上を図る。出店した店舗の売り上げ向上をサポートするために、商品登録支援やSNS情報発信を強化し、リピート購入や購入動機の促進も図るとしている。

さらに商品登録・受注管理、発注・仕入管理の効率化を促進するために、在庫管理システムとの連携を今後も強化を図り、出店者にさらなる利便性と効率性を提供する。




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