2023.09.11

【検索しないEC体験提供】ECデータバンク、LINEを活用した次世代AI商品提案サービス「ECソムリエ」リリース

AIを活用したネットショップの自動化サービスを提供するECデータバンクは9月8日、LINEの友達登録とテキスト入力を通じて、膨大な商品から最適な商品を提案するサービス「ECソムリエ」をリリースした。商品検索をする必要がないECサービスとして、欲しい商品がすぐに見つからないネットショッピングのストレスや手間を解消する。

ECデータバンクは、LINEでの友だち登録を通して、「楽天市場」で販売されている数億の商品の中から、ワインのソムリエのように最適な3つの商品を提案するAIアシスタントサービス「ECソムリエ」の提供を開始した。忙しくてゆっくりネットショッピングする時間が無い人や、買い物自体がストレスでな方にも快適なショッピング体験の提供を目指す。

操作はシンプルで、LINEでテキストを入力するだけで希望の商品を提案。高度なAI技術を活用し、ユーザーのニーズに合わせた最適な提案を実現する。提案の商品には、ワインのソムリエのようにAIからの詳細なコメントが添付され、購入際の参考情報にできる。提案商品は人気や高評価の商品から選ばれ、売り切れの商品は提案しないという特徴も備える。数多くの商品の中から瞬時に最適な提案を行うため、消費者は無数の選択肢に迷うことなく、自分の希望に合った商品を手に入れることができる。

現代社会におけるネットショッピングの普及は著しく、数え切れないほどの商品がECサイトに並ぶ。一方で、多くのユーザーが「どれを選べばいいのか」「こんな商品はあるのか」という疑問や迷いを抱えている。こうした状況では「買い物ストレス」が生まれるのは必然だとし、これらの課題の解決のため、日本国内で幅広く普及しているチャットサービス「LINE」と、最先端技術であるChatGPTを活用したAIを組み合わせ、利便性と質の高さを兼ね備えた「ECソムリエ」の提供に至ったとしている。

ショッピングの不安や迷いを解消し、より良い購入体験を提供することで、新しいショッピングの楽しみをもたらすとし、「ECソムリエ」がこれからのEC業界を切り開くサービスとして、DX(デジタルトランスフォーメーション)の可能性の1つとして、多くの消費者にとって革命的なサービスになることを期待するとの考えを示した。

今後は、ユーザーの利便性をさらに高めるため、閲覧履歴を見る機能や、ユーザーの好みを学習する機能など、新しい機能の追加を予定している。




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